日経ジャスダック平均は5日続落、様子見ムード続く

日経ジャスダック平均は5日続落した。前日比2円51銭安い3306円44銭と、6月4日以来およそ3カ月ぶりの安値水準で終えた。
ジャスダック市場は、トランプ米大統領が中国との貿易交渉を再開する方針を示したことを好感した米国株高の流れを受けて上昇スタートとなった。しかし、東証1部市場が寄付き後の高値圏を終日キープする一方で、新興市場の方は、寄付き直後につけた高値から大引けまで下げ幅を拡大していく展開。利益確定の売りが優勢な一日であった。

世界経済の後退懸念は根強く、売買代金は7日連続で300億円を下回るなど、様子見ムードが続いている。ジャスダック市場の売買代金は概算で278億円、売買高は5101万株だった。
値上がり銘柄数は306、値下がり銘柄数は279となった。
 
個別では、守谷商会、KG情報、アプライド、アルファグループ、菊池製作所など26銘柄が年初来安値を更新した。アテクト、エムケイシステム、ジョルダン、昭和パックス、カーメイトが売られた。
 
一方、ニックス、太洋物産がストップ高となり、新都ホールディングス、イメージ情報開発は一時ストップ高となった。アルテ サロン ホールディングス、アエリア、山田債権回収管理総合事務所、ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング、デイトナなど9銘柄は年初来高値を更新した。シノケングループ、理研グリーン、エスイー、大塚家具、セプテーニ・ホールディングスが買われた。
 

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