日経ジャスダック平均は5日続落、市場心理が悪化

日経ジャスダック平均株価は5日続落した。終値は前週末比42円80銭安い3959円24銭だった。ジャスダック市場は大幅下落で終日軟調な展開となった。香港市場で中国恒大集団の株式の売買が停止されたと伝わったことで市場心理が悪化し、売りが優勢だった。東証1部のアフターコロナ関連など一部の銘柄は買われていたが、相場全体が崩れるなか、流動性リスクの高い新興市場の中小型株を敬遠する動きが強まった。ジャスダック平均は75日移動平均線に加えて大台の4000を一気に下回って大陰線を形成。
ワークマンやフェローテク、ウエストHDが下落した。半面、出前館やイボキン、LAホールデは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で599億円、売買高は8456万株だった値上がり銘柄数は198、値下がり銘柄数は418となった。
 
個別では、地域新聞社、ソフトフロントホールディングス、fonfun、ミューチュアル、テリロジーなど34銘柄が年初来安値を更新。かんなん丸、壽屋、Mipox、アジアゲートホールディングス、ケイティケイが売られた。
 
一方、ランシステム、山大が一時ストップ高と値を飛ばした。暁飯島工業、博展、アルテ サロン ホールディングス、石光商事、LAホールディングスなど13銘柄は年初来高値を更新。川崎地質、CSSホールディングス、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、アルマード、出前館が買われた。

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