日経ジャスダック平均は5日続伸、個人投資家を中心とした買い

日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比10円32銭高い3575円18銭。5日続伸は6月7~13日までの期間以来、ほぼ5カ月ぶりだった。
市場では、きょう南米アルゼンチンで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を意識し、世界各国の通商交渉を見極めたいとの雰囲気が強くなった。新興企業株は海外景気などの影響を受けにくい内需関連が多く、物色が比較的途切れずに続いたとみられる。
12月は約20社の新規株式公開(IPO)を控える。個人投資家を中心とした資金が新興市場に向かうと、既存銘柄への波及買いにつながるとの期待も指数を押し上げたもようだ。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で558億円、売買高は8005万株だった。値下がり銘柄数は275となった。
 
個別では、ジェイホールディングス、ジェーソン、フジタコーポレーション、スリー・ディー・マトリックスがストップ高。博展、ジェイテック、久世、アテクト、ムラキは年初来高値を更新。メディカル一光、新報国製鉄、ぱど、内外テック、ルーデン・ホールディングスが買われた。
 
一方、三東工業社、ETSホールディングス、和弘食品、創通、チエなど16銘柄が年初来安値を更新。アイレックス、SAMURAI&J PARTNERS、文教堂グループホールディングス、フルヤ金属、エヌジェイホールディングスが売られた。

 

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