日経ジャスダック平均は5日続伸、個人投資家の買い

日経ジャスダック平均株価は5日続伸。終値は前週末比12円75銭高い3504円24銭と、2月26日以来約4カ月ぶりの高値を付けた。
軟調な海外市場の流れや東証1部市場が下落するとの見方から、個人投資家の投資心理が低下し、寄り付きはマイナスでのスタートとなった。しかし、国内では移動の自粛解除による経済再開への前向きな動きが続いていることや、政策期待による景気浮揚への期待感から、内需関連銘柄を中心に買われ徐々に上げ幅を拡大し堅調に推移し、ほぼこの日の高値付近で取引を終了した。
新興市場ではバイオをはじめテーマ株に資金が集まり指数の上昇が続いた。
バイオベンチャーのテラは制限値幅の上限で配分された。KeyH、出前館も上昇。半面、マクドナルド、ワークマン、大塚家具は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で852億円と12日以来の多さ。売買高は2億4071万株だった。値上がり銘柄数は330、値下がり銘柄数は282となった。
 
個別では、テラ、ANAP、アクモス、GFAがストップ高。サンオータスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、アプライド、三洋堂ホールディングス、ジェーソン、スーパーバリューなど24銘柄は年初来高値を更新。ブロードバンドセキュリティ、KeyHolder、レイ、コックス、アミファが買われた。
 
一方、プラコー、レカム、イメージ情報開発、プロルート丸光、ウェッズが売られた。

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