日経ジャスダック平均株価は小幅に5日続伸した。終値は前日比6円27銭高い3267円73銭だった。
前日の米国株安や日経平均の続落など外部環境の不安定感を背景に売り先行で始まったものの、個人投資家の中小型株物色はおう盛で、次第に押し目買いが優勢となった。
新興企業市場全体を押し上げる材料はなかったが、リモートワーク関連銘柄などが個別に買われて株価指数を下支えした。主力銘柄は強弱まちまちだったが、IT関連銘柄の上昇も目立った。
値上がり銘柄数は316、値下がり銘柄数は288となった。
個別では、麻生フオームクリート、太洋基礎工業、カッシーナ・イクスシー、メディカル一光グループ、歯愛メディカルなど9銘柄がストップ高。アイ・ピー・エス、三相電機は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、日本マクドナルドホールディングス、ZOA、エコミック、東映アニメーションなど12銘柄は年初来高値を更新。ソフィアホールディングス、イハラサイエンス、イワブチ、アルファクス・フード・システム、ニッパンレンタルが買われた。
一方、テラ、ホロンがストップ安。日本出版貿易は年初来安値を更新。両毛システムズ、シーズメン、santec、太洋物産、ヒップが売られた。
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