日経ジャスダック平均は5日続伸、コロナ関連銘柄への買い

日経ジャスダック平均株価は小幅に5日続伸した。終値は前日比7円57銭高い2992円97銭だった。前日の米株高などを反映し買いが先行して始まったものの、国内で新型コロナウイルス感染者の拡大傾向が続くなか、経済活動の停滞への懸念が投資家心理の重荷となり、上値の重い展開となった。
米連邦準備理事会(FRB)の大規模な金融支援策の発表を受け、9日の米株式相場が上昇し、投資家心理が支えた。新興市場ではオンライン診療やオンライン教育などのテーマ株や、直近IPO銘柄に個人投資家の買いが集まった。
日経ジャスダック平均も上昇率は前日に比べて縮小しており、「休日を前に、やや利益確定売りが出やすかった」ようだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で382億円、売買高は9283万株だった。
値上がり銘柄数は325、値下がり銘柄数は272となった。
 
個別では、ホーブ、フジタコーポレーション、メディシノバ・インク、大日光・エンジニアリングがストップ高。出前館、ジェーシー・コムサは年初来高値を更新。アクサスホールディングス、五洋インテックス、カイノス、サカイホールディングス、日本パレットプールが買われた。
 
一方、メディカル一光グループ、ほぼ日、ダイヤ通商が年初来安値を更新。ドーン、ながの東急百貨店、コックス、セキュアヴェイル、SEMITECが売られた。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次