日経ジャスダック平均は5日ぶり反落、軟調もみ合い展開

日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前週末比16円12銭(0.42%)安い3830円92銭だった。
ジャスダック平均はほぼ横ばいでスタートしたが、日本国内でも新型コロナウイルス変異型「オミクロン株」の市中感染が相次いで報告されるなか、警戒感も根強く、即座にマイナス圏に転落した。その後もじりじりと下げ幅を拡げる動きを見せ、後場では下げ渋ったものの軟調もみ合い展開に、ほぼ安値引けとなった。
個人投資家は、マザーズ市場のIPO(新規株式公開)銘柄中心に物色が向かっており、ジャスダック市場の時価総額上位銘柄はマイナス圏で推移する銘柄が多い。
東映アニメやウエストHDが下落した。半面、マクドナルドが上昇した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で643億円、売買高は8437万株だった。
値上がり銘柄数は206、値下がり銘柄数は439となった。
 
個別では、ルーデン・ホールディングス、イナリサーチ、CAICA DIGITAL、ソフトフロントホールディングス、極楽湯ホールディングスなど83銘柄が年初来安値を更新。アミタホールディングス、三和油化工業、サンオータス、アルマード、ツクイスタッフが売られた。
 
一方、イメージ情報開発がストップ高。太洋物産は一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、暁飯島工業、ウェッジホールディングス、イオン九州、田中化学研究所など10銘柄は年初来高値を更新。シンクレイヤ、トミタ電機、シーズメン、スリー・ディー・マトリックス、ETSホールディングスが買われた。
 
 

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