日経ジャスダック平均は5日ぶり反落、短期運用資金も大型株に

日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比21円16銭(0.54%)安い3878円41銭だった。
米国の長期金利上昇を受けた「グロース株売り・バリュー株買い」の流れは、グロース株の固まりとも言える新興市場にとって逆風になった。トヨタなど東証1部の超大型株の値動きが軽く、「中小型株市場を主戦場にしていた個人などの短期運用資金も大型株に向かったのだろう」との指摘もあった。
東映アニメやワークマンが下落した。半面、エスケー化研や3DMは上昇した。ジャスダック市場の売買代金は概算で658億円、売買高は7571万株だった。
値上がり銘柄数は229、値下がり銘柄数は386となった。
 
 個別ではドーン、歯愛メディカル、三和油化工業、ファブリカコミュニケーションズ、ディ・アイ・システムなど8銘柄が昨年来安値を更新。ジェイ・エスコムホールディングス、SIホールディングス、ANAP、アミタホールディングス、安江工務店が売られた。
 
一方、ムトー精工がストップ高。ソーバルは一時ストップ高と値を飛ばした。シイエム・シイ、イオン九州、芝浦電子、スリー・ディー・マトリックス、フルヤ金属など6銘柄は昨年来高値を更新。nms ホールディングス、太洋物産、シー・エス・ランバー、東邦レマック、放電精密加工研究所が買われた。
 

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