日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比14円45銭安い3446円29銭だった。
朝方から売りが優勢となった。米中貿易摩擦激化による世界景気の腰折れ懸念で前日の米国株の大幅下落に続き、日経平均や中国などのアジア株が軒並み下落するなど世界的な株安連鎖が続いているため、ジャスダック銘柄にも売りが波及した。
中国関連と位置付けられるハーモニックは前日に7%超下落したが、きょうも売りが続いている、株価が200日移動平均線を一時下回ったことも投資家から嫌気されているようだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で450億円、売買高は1億1323万株だった。
値上がり銘柄数は186、値下がり銘柄数は418となった。
個別では、滝沢ハム、ケアサービス、ナフコ、クリエイト、ありがとうサービスなど20銘柄が年初来安値を更新。カイノス、タツミ、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、大塚家具、ミサワホーム中国が売られた。
一方、環境管理センター、ヤマザキがストップ高。アクシーズ、ウエストホールディングス、ETSホールディングス、fonfun、SHINWA Wise Holdingsなど16銘柄は年初来高値を更新。ハビックス、岡本硝子、ジョルダン、リリカラ、前田製作所が買われた。
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