日経ジャスダック平均は5日ぶり反落、リスク回避の動き

日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前週末比20円83銭安い3939円23銭だった。米国の経済指標悪化などを受けてリスク回避の動きが広がり、新興企業市場も軟調な展開となった。ジャスダック平均は反落してスタートすると、そのまま下げ幅を拡大。後場は下げ渋ったが、終日マイナス圏での推移となった。前週末に好決算を発表した銘柄は引き続き個別に買われたが、相場全体を押し上げる勢いはなかった。
シンバイオやウエストHDが下落した。半面、プロルートや星医療が上昇した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で643億円、売買高は7953万株だった。値上がり銘柄数は159、値下がり銘柄数は459となった。
 
個別では、ランシステム、日本エマージェンシーアシスタンスがストップ安。ネオマーケティング、アルマードは一時ストップ安と急落した。秋川牧園、地域新聞社、ソフトフロントホールディングス、fonfun、タウンニュース社など54銘柄は年初来安値を更新。ファブリカコミュニケーションズ、ユビテック、京極運輸商事、グローバルインフォメーション、グラフィコが売られた。
 
一方、Mipox、フェローテックホールディングス、セルムがストップ高。SEMITEC、壽屋、プロルート丸光、太洋物産は一時ストップ高と値を飛ばした。オリエンタルコンサルタンツホールディングス、石光商事、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、応用技術、菱友システムズなど14銘柄は年初来高値を更新。チエル、Speee、星医療酸器、HCSホールディングス、エスイーが買われた。
 

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