日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比6円72銭安の3362円74銭だった。
日経平均株価が下落や円高進行を眺め、ジャスダック市場でも個人投資家などから運用リスクを回避する売りが優勢になった。
先駆したバイオ関連銘柄など個人投資家に人気のある銘柄も値を下げた。一方で、材料性のある銘柄が引き続き主力の東証1部市場から逃避した資金の受け皿となり、全般は小幅な下げにとどまった。
値上がり銘柄数は176、値下がり銘柄数は409となった。
個別では、東葛ホールディングス、セリア、シダックス、アイビー化粧品、桂川電機など8銘柄が年初来安値を更新した。オートウェーブ、多摩川ホールディングス、ウエストホールディングス、AKIBAホールディングス、イメージ情報開発が売られた。
一方、アズ企画設計、ジェイ・エスコムホールディングス、ニチリョクがストップ高となり、バッファロー、日本テレホンは一時ストップ高となった。丸千代山岡家、No.1、アエリア、ダイケン、カーメイトなど7銘柄は年初来高値を更新した。小倉クラッチ、スリー・ディー・マトリックス、ソフトフロントホールディングス、サン電子、夢の街創造委員会が買われた。
