日経ジャスダック平均は5日ぶり反発、投資家心理が持ち直し

日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比32円98銭高い3398円05銭だった。前週末の米株高を受けて投資家心理が持ち直し、日用品関連や新興IT銘柄の一角に買いが集まっている。
新型コロナ感染拡大への警戒感が強い一方、ワクチンや治療薬の開発進展への期待も大きい。この中で5日に米モデルナが4-6月期決算を発表する。決算発表に合わせ、開発中のワクチンについて何らかの言及があり、相場に影響する可能性もあるだろう。
ジャスダック市場の売買代金は概算で309億円、売買高は6341万株。値上がり銘柄数は403、値下がり銘柄数は194となった。
 
個別では、santecがストップ高。環境管理センター、日本ラッドは一時ストップ高と値を飛ばした。クルーズ、セリア、ナフコ、ジョルダン、ケイブなど10銘柄は年初来高値を更新。イマジニア、札幌臨床検査センター、ピープル、麻生フオームクリート、大日光・エンジニアリングが買われた。
 
一方、テクノホライゾン・ホールディングスがストップ安。ストリームメディアコーポレーションは一時ストップ安と急落した。川重冷熱工業、田中精密工業、カーメイト、三栄コーポレーション、佐渡汽船は年初来安値を更新。アルファ、大塚家具、エイアンドティー、トーイン、日宣が売られた。

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