日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反発した。終値は前日比1円16銭高い3436円07銭だった。
前日の米国株の上昇を映して、日経平均も続伸して始まったことから、朝方は買いが先行した。前日まで4営業日連続して下落していたことも買い戻しを誘い、ジャスダック平均は一時前日比8円21銭高の3443円12銭まで上昇した。ただ、10連休を控えて積極的な売買は手控えられているほか、日経平均が午前終盤にマイナスに転じ、午後に入り、下げ幅を拡大させると、ジャスダック市場でも目先の利益を確保する動きが増えた。
市場では「終日、短期志向の個人投資家の買いが多かった」との声が聞かれた。
個別では、ビーマップ、医学生物学研究所、環境管理センターがストップ高。タツミは一時ストップ高と値を飛ばした。ETSホールディングス、SHINWA Wise Holdings、アトムリビンテック、No.1、ニッポン高度紙工業など16銘柄は年初来高値を更新。リーダー電子、鉱研工業、エフアンドエム、フューチャーベンチャーキャピタル、NFKホールディングスが買われた。
一方、クルーズ、博展、カネ美食品、カルラ、ナフコなど18銘柄が年初来安値を更新。ベルグアース、マツモト、東和フードサービス、テンポスホールディングス、サンオータスが売られた。
