日経ジャスダック平均株価は前日比2円79銭安の3434円91銭と4営業日続落したが、下げ幅は限られた。
朝方に比べ、徐々に値上がり銘柄数が増加するなど、底堅さがうかがわれる展開だった。
決算発表の本格化や大型連休を前にした状況で、腰の据わった売買は限られた。
10連休が意識され様子見姿勢も強く、主力株を中心に売りがやや優勢だった。
市場関係者からは、「大幅に上昇した銘柄にはすかさず利食いが入り、値動きありきの相場になっている」の指摘が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で384億円、売買高は1億1272万株だった
値上がり銘柄数は266、値下がり銘柄数は335となった。
個別では、博展、フォーサイド、マックスバリュ九州、ハビックス、トレードワークスなど16銘柄が年初来安値を更新。KeyHolder、環境管理センター、SAMURAI&J PARTNERS、ベクター、JALCOホールディングスが売られた。
一方、ナガオカ、タツミがストップ高。シード平和、Shinwa Wise Holdings、東和フードサービス、三ツ知、ティビィシィ・スキヤツトなど16銘柄は年初来高値を更新。アテクト、ネクストウェア、ジャストプランニング、岡本硝子、ルーデン・ホールディングスが買われた。
