日経ジャスダック平均株価は4日続落した。
前引けは前日比27円13銭安の3944円32銭。シリア情勢の緊迫化で投資家心理が冷え、個人を中心に運用リスクを回避する目的で売りを出した。
時価総額の大きいマクドナルドやエンジャパンが下落。一方、精密減速機のハーモニックが受注好調を手掛かりに上げた。ニチダイなど機械株には値上がりする銘柄が目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で445億円、売買高は8709万株。
値上がり銘柄数は224、値下がり銘柄数は378となった。
個別では、きょくとう、ハピネス・アンド・ディ、セプテーニ・ホールディングス、レイ、東洋ドライルーブなど11銘柄が年初来安値を更新。ANAP、ワンダーコーポレーション、クレオ、セレスポ、ポエックが売られた。
一方、サムシングホールディングスがストップ高。鉱研工業は一時ストップ高と値を飛ばした。夢テクノロジー、仙波糖化工業、大森屋、銚子丸、プロパストなど11銘柄は年初来高値を更新。ジェイホールディングス、岡本硝子、山陽百貨店、APAMAN、和弘食品が買われた。
