日経ジャスダック平均は4日続落、投資家心理悪化で売り優勢

日経ジャスダック平均株価は4日続落した。終値は前日比49円43銭安い3402円08銭だった。欧州や中国の景気の先行き不透明感が強まり、運用リスクを回避する動きが優勢だった。海外景気に業績が影響を受けやすいハーモニックなどに売りが出た。
市場では「東証1部の大型株の急落で個人投資家の投資余力が低下し、新興企業株も持ち高整理が進んだ」との声があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で532億円、売買高は9511万株だった。
値上がり銘柄数は100、値下がり銘柄数は542となった。
 
個別では、ルーデン・ホールディングス、北雄ラッキー、マックスバリュ九州、共和工業所、イハラサイエンスなど16銘柄が昨年来安値を更新。GFA、文教堂グループホールディングス、LCホールディングス、ゼネラルパッカー、ムラキが売られた。
 
一方、神田通信機、細谷火工がストップ高。ミサワホーム中国は一時ストップ高と値を飛ばした。WDI、カンセキは昨年来高値を更新。エムティジェネックス、重松製作所、日本色材工業研究所、Nuts、シダックスが買われた。

 

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