日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末に比べ1円77銭安い3405円09銭となった。米中貿易交渉の激化懸念を背景に投資家心理が弱気に傾き、新興株市場でも個人投資家などに運用リスクを避ける動きが広がった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で320億円、売買高は4886万株。
値上がり銘柄数は236、値下がり銘柄数は336となった。
個別では、メイコーがストップ安。ハーモニック・ドライブ・システムズ、SEMITECは一時ストップ安と急落した。地域新聞社、博展、夢真ホールディングス、ケアサービス、ジェイテックなど44銘柄は年初来安値を更新。santec、三相電機、芝浦電子、ムトー精工、フェローテックホールディングスが売られた。
一方、ニチリョクがストップ高。応用技術は一時ストップ高と値を飛ばした。ETSホールディングス、SHINWA Wise Holdings、和弘食品、ラック、アトミクスなど16銘柄は年初来高値を更新。東洋合成工業、ハーバー研究所、精工技研、JALCOホールディングス、ニューフレアテクノロジーが買われた。
