日経ジャスダック平均は4日続落、利益確定目的の売り

日経ジャスダック平均株価は4日続落した。終値は前日比35円52銭安い3321円44銭と6月4日以来2カ月半ぶりの安値だった。14日のNYダウが800ドル安と暴落やきょうの日経平均株価の大幅下落を受け個人投資家の心理が弱気に傾いた。

ジャスダック市場も他の市場と例外なく下落スタートを切った。ワークマンやそーせいなど、このところ値動きの良かった銘柄に利益確定目的の売りが出て指数を押し下げた。
ただ、朝方に大きく下げた後は、材料難のなか個人投資家も積極的に手掛けにくい環境だったのか、決算を受けた個別物色の動きが散見される程度で、狭いレンジの範囲内での商いに終わった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で366億円、売買高は6689万株だった値上がり銘柄数は123、値下がり銘柄数は509となった。
 
個別では、ウルトラファブリックス・ホールディングス、LCホールディングスがストップ安。守谷商会、サンユー建設、燦キャピタルマネージメント、クルーズ、セーラー広告など49銘柄は年初来安値を更新。多摩川ホールディングス、ナビタス、ソフィアホールディングス、NFKホールディングス、不二精機が売られた。
 
一方、アエリアがストップ高。ULSグループ、エムケイシステム、菱友システムズ、モーニングスターは年初来高値を更新。フェローテックホールディングス、環境管理センター、第一商品、ヒューマンホールディングス、アイサンテクノロジーが買われた。

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