日経ジャスダック平均は4日続落、利益確定売りが優勢

 
ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日続落、利益確定売りが優勢
 
日経ジャスダック平均株価は小幅ながら4日続落し、前週末比2円53銭安の3960円34銭で終えた。午前を中心に小高い場面もあったが、利益確定売りが優勢となった。
 
米朝首脳会談が開催される方向で再度調整されるなど地政学リスクの後退を背景に買いが先行する場面もみられた。ただ、両国首脳の発言に振り回される場面はしばらく続きそうで、買い戻し一巡後は様子見ムードが強まっていた。
また、28日の英米市場が休場であることも買い見送り機運を強めていた。しかし、個人投資家を中心とした短期マネーは良好な企業業績やテーマ性のある銘柄を中心に資金シフトしており、全般は小幅なレンジ内での動きにとどまっていた。
 
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で607億円、売買高は1億4246万株だった。値上がり銘柄数は310(スタンダード292、グロース18)、値下がり銘柄数は307(スタンダード288、グロース19)、変わらずは65(スタンダード63、グロース2)。
 
個別では、シンクレイヤ、クルーズ、夢真ホールディングス、ヒューマンホールディングス、YKTなど33銘柄が年初来安値を更新。細谷火工、岡藤ホールディングス、リプロセル、重松製作所、ニッパンレンタルが売られた。
 
一方、やまねメディカル、スペースシャワーネットワーク、豊商事がストップ高。デジタルアドベンチャーは一時ストップ高と値を飛ばした。UTグループ、湖池屋、B-R サーティワンアイスクリーム、エスプール、翻訳センターなど19銘柄は年初来高値を更新。アイル、セキュアヴェイル、オンキヨー、不二ラテックス、ジャストプランニングがり率上位に買われた。

 

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