日経ジャスダック平均は4日続落、中国関連銘柄などの下落

日経ジャスダック平均株価は4日続落した。終値は前週末比45円02銭安い3294円43銭だった。
前週末の米国株市場ではNYダウが急反落となったほか、外国為替市場でもリスクオフの円買いが加速し、1ドル=108円10銭台まで円高が進行、これが主力株をはじめ広範囲に買いを手控えさせる背景となっている。

個人も同様にリスク回避姿勢を強め、ジャスダック市場にも売りが波及した。米中貿易摩擦の長期激化への警戒感から、主力の東証1部市場では、電子部品、半導体など輸出関連株が値を消すなか、JASDAQ市場も同様にハーモニックなど中国関連銘柄などの下落が目立った。

 
ジャスダック市場の売買代金は概算で359億円、売買高は7855万株だった。
値上がり銘柄数は88、値下がり銘柄数は548となった。
 
個別では、No.1が一時ストップ安と急落した。常磐開発、佐藤渡辺、クルーズ、博展、テラなど87銘柄は年初来安値を更新。アサカ理研、日本一ソフトウェア、キタック、大田花き、Nutsは値下がり率上位に売られた。
 
一方、ガーラがストップ高。アルファグループ、マリオン、日本ラッド、ユニバーサル園芸社、多摩川ホールディングスなど9銘柄は年初来高値を更新。エヌ・シー・エヌ、ソフィアホールディングス、三ツ知、ゼネラルパッカー、AKIBAホールディングスが買われた。
 
 

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