日経ジャスダック平均は4日続落した。前週末比17円27銭安い3314円65銭だった。
取引時間としては6月4日以来、およそ3カ月ぶりの安値に沈む場面もあった。
米中摩擦の激化を背景に新興市場でも個人投資家のリスク回避姿勢が強まり、主力株を中心に売りが出た。
ハーモニックやワークマン、セリアなど主力株を中心に売りが出た。
一方、個人投資家など短期筋は米中摩擦問題や為替相場の影響を受けにくい内需系の小型株に資金をシフトさせている。日経ジャスダック平均の下落率は日経平均の下落率(2.18%)より小さかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で167億円、売買高は3477万株だった。
値上がり銘柄数は142、値下がり銘柄数は432となった。
個別では、クルーズ、ジェイテック、ナフコ、クリエイト、白鳩など37銘柄が年初来安値を更新した。キタック、クラスターテクノロジー、メイコー、医学生物学研究所、UTグループが売られた。
一方、アテクト、太洋物産がストップ高となった。アルテ サロン ホールディングス、エフアンドエム、トライアイズ、メディキットなど5銘柄は年初来高値を更新した。テリロジー、コスモスイニシア、ウチダエスコ、第一商品、アサカ理研が買われた。
