日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比2円56円銭高い3550円43銭だった。自民党総裁選での有力候補とみられている菅義偉官房長官が安倍晋三首相の政策を継承する意向を示したことや、前日の米市場で株式相場が大幅高となっていたことを背景に投資家心理が上向いた。直近IPO銘柄の一角への資金流入が続いていることも指数を押し上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で532億円だった。売買高は8018万株だった。
値上がり銘柄数は313、値下がり銘柄数は293となった。
個別では、イハラサイエンス、エブレン、メディアリンクス、日本テレホンがストップ高。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ナフコ、ユビキタス AIコーポレーション、東映アニメーション、不二ラテックスなど10銘柄は年初来高値を更新。クルーズ、ストリームメディアコーポレーション、コックス、プラップジャパン、共栄セキュリティーサービスが買われた。
一方、不二硝子、ブロードバンドタワー、SEMITEC、エヌエフ回路設計ブロック、ながの東急百貨店が売られた。
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