日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比14円89銭高い4004円01銭。4000円の節目を上回るのは取引時間中として4月6日以来、およそ1カ月半ぶり。
東証1部の大型株の上値が重いなか、値動きの軽い中小型株に資金が向かった。好材料が出た銘柄のほか時価総額の大きい主力株も買われた。
市場では「2018年3月期決算の発表が一巡し、好業績が徐々に株価に織り込まれつつある」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で403億円、売買高は6269万株。値上がり銘柄数は351、値下がり銘柄数は259となった。
個別では、チヨダウーテ、幸和製作所、岡藤ホールディングがストップ高。プラマテルズは一時ストップ高と値を飛ばした。ルーデン・ホールディングス、B-R サーティワンアイスクリーム、クロスキャット、フォーサイド、エスプールなど21銘柄は年初来高値を更新。SAMURAI&J PARTNERS、アズジェント、セキュアヴェイル、五洋インテックス、ネクストジェンが買われた。
一方、ディーエムソリューションズ、シー・エス・ランバー、壽屋が年初来安値を更新。グリムス、極楽湯ホールディングス、新東、ニューフレアテクノロジー、フジタコーポレーションが売られた。
