日経ジャスダック平均は4日続伸、27年半ぶり高値

日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前週末比48円08銭高い4075円66銭。連日で昨年来高値を更新し、1990年7月13日以来およそ27年半ぶりの高値を付けた。
 
前日までの海外株高を受けて投資家心理が改善し、新興企業銘柄への買いが優勢になった。業績の成長期待が高い半導体関連などに資金が流入した。バイオ関連銘柄も堅調だった。円高進行で東証1部の大型株が伸び悩むなか、個人投資家の資金が値動きの軽い新興株に向かったのも相場を支えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1284億円と高水準が続いた。売買高は1億5009万株だった。値上がり銘柄数は505、値下がり銘柄数は188となった。
 
個別では、歯愛メディカル、カルナバイオサイエンス、アンドール、SEMITEC、日本ユピカがストップ高。メディカル一光、フジタコーポレーション、ソフトウェア・サービス、小田原機器は一時ストップ高と値を飛ばした。シンクレイヤ、ナカボーテック、大本組、佐藤渡辺など79銘柄は昨年来高値を更新。オールアバウト、カンセキ、スリー・ディー・マトリックス、NFKホールディングス、レカムが買われた。
 
一方、大塚家具が昨年来安値を更新。幸和製作所、暁飯島工業、ヴィスコ・テクノロジーズ、カルラ、ハイパーが売られた。

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