日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比11円5銭高い3869円73銭だった。
米国市場が伸び悩みしたことや、時価総額上位のマクドナルドが決算発表の材料出尽くしから下落して寄り付きしたことで、ジャスダック平均は反落してスタートした。寄り付き後は、時価総額上位のウエストHDや出前館が下落したことが上値を抑え、前日終値を行き来する方向感の無い展開が続いたものの、ワークマンや東映アニメーションが終日堅調に推移したことや、大引けにかけてハーモニックが強含みしたことから、ジャスダック平均は上げ幅を若干拡大して本日の高値圏で取引を終了した。
一方、シンバイオや高度紙、ウエストHDは下落した。前日発表の2020年12月期連結決算で営業利益が過去最高だったマクドナルドは反落した。市場からは「利益確定売りに押された」との声も聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で684億円、売買高は2億2803万株だった。値上がり銘柄数は365、値下がり銘柄数は245となった。
個別では、クルーズ、ウィザス、ユニマット リタイアメント・コミュニティがストップ高。ジャストプランニング、不二精機は一時ストップ高と値を飛ばした。ナカボーテック、東映アニメーション、高見澤、アンビスホールディングス、沖縄セルラー電話は昨年来高値を更新。ビーイング、サンオータス、エコミック、セーラー広告、安江工務店が買われた。
一方、MITホールディングスが昨年来安値を更新。フィスコ、ジーダット、ベルパーク、ウエストホールディングス、フォーバル・リアルストレートが売られた。
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