日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比22円43銭高い3823円12銭だった。
東証1部市場では市場参加者が少なく商いが低調だったなか、中小型株物色の流れが続いて4日続伸となった。また、クリスマス休暇明けの米国市場で、NYダウ、ナスダック総合指数がともに過去最高値を更新するなど米国株が騰勢を強めたことも個人投資家心理の向上につながった。加えて、時価総額トップのワークマンが3%近く上昇したことも、ジャスダック市場のセンチメント改善に寄与した。そのほか、業績拡大の期待が強い銘柄などを引き続き個人投資家が物色し、全体相場を押し上げた。連日で年初来高値を更新した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で541億円、売買高は5994万株だった。
値上がり銘柄数は408、値下がり銘柄数は223となった。
個別では、クリエアナブキ、ビジョナリーホールディングス、ソレキア、セキチューがストップ高。山陽百貨店、愛光電気は一時ストップ高と値を飛ばした。ETSホールディングス、佐藤渡辺、システム ディ、チエル、テクノクオーツなど22銘柄は年初来高値を更新。ミナトホールディングス、ワットマン、コスモスイニシア、テクノホライゾン・ホールディングス、ウチダエスコが買われた。
一方、三洋堂ホールディングス、テーオーホールディングスが年初来安値を更新。ブロッコリー、グッドライフカンパニー、アルテ サロン ホールディングス、山田債権回収管理総合事務所、ストリームメディアコーポレーションが売られた。
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