日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比29円41銭高い2985円40銭だった。
前日の米国株の値上がりなどを背景に買いが先行した。日経平均は朝高で始まったものの、急ピッチの上昇に対する警戒感などから、マイナスに転じたが投資余力の回復した一部の個人投資家が値上がり益を見込んで材料の出た銘柄を物色した。4日続伸は中国・武漢が封鎖される前の1月17~22日以来となる。
東証1部で大型株の売り物が厚かったため、個人投資家の買いが新興株に流れた。売買代金の増加を伴って値上がりする「しっかりとした相場」だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で503億円、売買高は1億3117万株だった。
値上がり銘柄数は449、値下がり銘柄数は173となった。
個別ではホーブ、アンドール、メディシノバ・インク、エヌ・シー・エヌがストップ高。テリロジー、大村紙業、ビーマップ、大谷工業、エイアンドティーなど7銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。出前館、ズームは年初来高値を更新。ながの東急百貨店、栄電子、パシフィックシステム、中央化学、コンピューターマネージメントが買われた。
一方、メディカル一光グループ、エイケン工業、ジーエフシー、スターツ出版が年初来安値を更新。ANAP、星医療酸器、浜木綿、ソレキア、MICSか学が売られた。
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