日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比6円32銭高い3488円55銭だった。日経平均はもみ合いの中、新興市場は底堅く推移している。10日朝、タカラバイオ(1部、4974)が従来の手法に比べて処理能力の高いPCR検査手法を開発したと発表したことを受け、バイオなど新型コロナウイルス関連の銘柄の売買が活発となった。テラやマクドナルド、ワークマンなどが高い。
ジャスダック市場の売買代金は概算で511億円、売買高は1億9337万株。値上がり銘柄数は307、値下がり銘柄数は267となった。
個別ではテインがストップ高。ヤマト・インダストリーは一時ストップ高と値を飛ばした。日本マクドナルドホールディングス、セリア、石垣食品、三洋堂ホールディングス、グリムスなど10銘柄は年初来高値を更新。コックス、不二ラテックス、シンバイオ製薬、NFKホールディングス、スパンクリートコーポレーションが買われた。
一方、ジャストプランニング、タツミ、KeyHolder、新都ホールディングス、システム ディはが売られた。
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