日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。
終値は前日比13円96銭高の4003円08銭。終値が4000円を上回るのは4月2日以来。相場水準としては3月22日以来2カ月ぶりの高値となった。
東証1部の主力株の上値の重さが意識されるなか、値動きの軽い中小型株に個人投資家などの資金流入が続いた。
市場では「地政学的リスクや原油高などへの懸念が依然くすぶっており、国際情勢の影響を受けにくい内需銘柄が多い新興株市場に資金が向かいやすい」との声が聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で720億円、売買高は1億1307万株だった。
値上がり銘柄数は371、値下がり銘柄数は286となった。
個別では、SAMURAI&J PARTNERS、チヨダウーテ、幸和製作所、岡藤ホールディングスがストップ高。プラマテルズは一時ストップ高と値を飛ばした。ルーデン・ホールディングス、B-R サーティワンアイスクリーム、クロスキャット、フォーサイド、エスプールなど25銘柄は年初来高値を更新。アズジェント、セキュアヴェイル、Shinwa Wise Holdings、五洋インテックスが買われた。
一方、ディーエムソリューションズ、フェローテックホールディングス、シー・エス・ランバー、壽屋、日本ユピカが年初来安値を更新。ビジョナリーホールディングス、サンユー建設、極楽湯ホールディングス、グリムス、フジタコーポレーションが売られた。
