日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比21円79銭高い3545円07銭だった。
ジャスダック市場は、新型コロナワクチンに関する前向きなニュースや、新型コロナの指定感染症の扱いに関する見直しの議論などで、経済活動の本格再開への期待感が高まりジャスダック平均は続伸してスタートした。
昨日より在宅ワークで利用されているVPNへのサイバー攻撃に関しての懸念が報じられていることから値上がり上位銘柄にセキュリティ関連銘柄が顔を出し相場を押し上げた。
GoToイートの報道で飲食関連銘柄が複数値上がり上位にランクインしている。
また、新規の売買材料が乏しいなか、直近の新規株式公開(IPO)銘柄の一角に個人投資家の資金が向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で507億円だった。売買高は1億327万株だった。値上がり銘柄数は351、値下がり銘柄数は245となった。
個別では、エスエルディー、ランシステム、No.1、朝日ラバー、不二硝子がストップ高。三光産業は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、ケア21、AFC-HDアムスライフサイエンス、三洋堂ホールディングス、マックスバリュ九州など16銘柄は年初来高値を更新。コーユーレンティア、ブロードバンドセキュリティ、ABホテル、フジタコーポレーション、セレスポが買われた。
一方、ストリームメディアコーポレーション、シーズメン、チヨダウーテ、スーパーバリュー、ニッポン高度紙工業が売られた。
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