日経ジャスダック平均株価は反落した。午前終値は前日比11円87銭安の3990円64銭だった。
東証1部の大型株の下げを受けて投資家心理が悪化し、新興企業株にも売りが広がった。外国為替市場で円相場が円高・ドル安に振れたため、ハーモニックや日特エンジなど輸出関連株の重荷になった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で473億円、売買高は7099万株。値上がり銘柄数は187、値下がり銘柄数は437となった。
個別では、常磐開発、滝沢ハム、カネ美食品、フジオフードシステム、ナフコなど16銘柄が年初来安値を更新。ニチダイ、地域新聞社、ルーデン・ホールディングス、パスポート、小田原エンジニアリングが売られた。
一方、三光産業が一時ストップ高と値を飛ばした。ヒューマンホールディングス、イメージ ワン、ANAP、デュアルタップ、ODKソリューションズなど16銘柄は年初来高値を更新。大村紙業、カイノス、サカイホールディングス、サンオータス、ケアサービスが買われた。
