日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日と比べ11円19銭安い3817円93銭となった。
新規の材料に乏しいうえ、米雇用統計の発表を控えた週末だけに、次第に様子見ムードが強まっている。上値追いに対する警戒感が根強く、前日まで相場が上昇していた新興株市場でも売りが優勢だった。
半面、個人投資家の投資意欲は健在で好決算銘柄を中心に買いが入り指数の下値を支えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で384億円、売買高は5404万株。値上がり銘柄数は227、値下がり銘柄数は369となった。
ジャスダック市場に新規上場したレンティアは公募売り出し価格(公開価格、1890円)を32.8%上回る2510円で初値を付けた。午前の取引終了時点では2454円と初値を2.2%下回った。
個別では、ツクイスタッフが一時ストップ安と急落した。メディシノバ・インク、五洋インテックスなど3銘柄は昨年来安値を更新。セーラー広告、アマガサ、ハリマビステム、ETSホールディングス、FCホールディングスが売られた。
一方、日本パレットプールがストップ高。MICS化学は一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、テノックス、ミヤコ、IGポート、パシフィックシステムなど12銘柄は昨年来高値を更新。日本ユピカ、プラコー、カイノス、クラスターテクノロジー、興研が買われた。
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