日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、午後下げ渋る

日経ジャスダック平均株価は小幅ながら4営業日ぶりに反落した。終値は前日比1円71銭安の3390円29銭。
28日の米国株の下落を背景に日経平均も続落して始まったことからジャスダック市場にも売りが波及。4日ぶりに反落した。日経平均の下落で個人投資家のマインドが悪化したほか、米キャタピラーの業績悪化で、中国経済の先行き不透明感が再燃。FA関連銘柄など中国関連銘柄が下落し、ジャスダック市場にも中国関連株に値下がりする銘柄が目立った。
中国経済の先行き警戒感から精密減速機のハーモニックや半導体製造装置部品のフェローテクが大幅に下げたことが重荷だった。
ただ日経平均株価が午後に上昇に転じ、投資家のリスク許容度が高まったためジャスダック平均も下げ渋った。業績などで好材料が出た銘柄には個別に買いが入った。

 
ジャスダック市場の売買代金は概算で424億円、売買高は7971万株だった。
値上がり銘柄数は266、値下がり銘柄数は330となった。
 
個別ではフィスコ、共和工業所、初穂商事、うかい、光・彩が昨年来安値を更新。OSGコーポレーション、キムラ、エフアンドエム、オーエムツーネットワーク、東京日産コンピュータシステムが売られた。
 
一方、タカギセイコー、愛光電気がストップ高。クラスターテクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。フジオフードシステムなど2銘柄は昨年来高値を更新。麻生フオームクリート、日本ラッド、ベクター、ジェイテック、医学生物学研究所が買われた。

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