日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、利益確定売り

日経ジャスダック平均株価は4日ぶりに反落した。終値は前日比17円46銭安い3747円82銭だった。
前日の米国株の上昇、為替相場の円安傾向など外部環境は落ち着いているものの、年初来高値圏を推移していることに加え、東証1部の主力株が下落したことで個人投資家の心理が冷え込み、利益確定売りが進んだ。
ジャスダック平均などは年初来の高値圏で推移していることもあり、市場では「ひとまず当面の利益を確保する動きになった」とし、売りが先行した。ただ、個別に材料のある銘柄には個人投資家による値幅取りが活発で、全般は底堅く推移し、大きな下落幅にまでは至らなかった。ワークマンやDWTIも安い。半面、ビジョナリーやホーブ、多摩川HDは高い。
ジャスダック市場の売買代金は概算で654億円、売買高は8849万株。
値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は379となった。
 
個別では、大谷工業がストップ安。極楽湯ホールディングス、アルファグループ、FHTホールディングス、GFAは年初来安値を更新。太洋基礎工業、大塚家具、リーダー電子、ウチダエスコ、ラ・アトレが売られた。
 
一方、ストリームメディアコーポレーション、ぱどがストップ高。日本ロジテムは一時ストップ高と値を飛ばした。ホーブ、ウエストホールディングス、アズマハウス、ユニリタ、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所など21銘柄は年初来高値を更新。ビジョナリーホールディングス、エスエルディー、ブロッコリー、多摩川ホールディングス、日本創発グループが買われた。

 

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