日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比5円27銭安の3989円93銭で終えた。
イラン情勢の不透明感を警戒する雰囲気がじわりと強まり、午後に入ると利益確定売りの勢いが増した。
投資家がトヨタ決算に関心を高めた影響で、中小型株が相対的に注目を集めづらかった面もある。
ジャスダック市場の売買代金は概算で504億円、売買高は9450万株だった。値上がり銘柄数は288、値下がり銘柄数は353となった。
個別では、エスエルディー、ニッポン高度紙工業、プロトコーポレーション、テクノクオーツ、FCMなど8銘柄が年初来安値を更新。キャピタル・アセット・プランニング、カイノス、アイエックス・ナレッジ、CSSホールディングス、新日本建物が売られた。
一方、テリロジーがストップ高。ホットマンは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、木徳神糧、佐藤食品工業、菱友システムズ、太陽工機など13銘柄は年初来高値を更新。麻生フオームクリート、ビジョナリーホールディングス、富士ソフトサービスビューロ、クレオ、ワンダーコーポレーションが買われた。
