日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、こう着感の強い展開

日経ジャスダック平均株価は4日ぶりに反落した。終値は前日比18円00銭(0.5%)安い3592円98銭だった。
ジャスダック平均は下落してスタートした。その後もじりじりと下げ幅を拡げたが、前場中ごろに下げ渋るとこう着感の強い展開となった。米グロース(成長)株が大幅に反落したことに加えて、ウクライナ情勢の先行き不透明感が一段と強まり国内の投資家心理も悪化、リスク回避の動きが強まった。また、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言が今晩に控えており、前日までの積極的な押し目買いは手控えられた。
ジャスダック平均は大きく下落しなかったものの、ジャスダック市場の値下り銘柄数は392と幅広い銘柄が売られており、時価総額上位銘柄も多くが軟調に推移した。
フェローテクやマクドナルド、セキュアヴェが売られた。半面、ウエストHDやセプテニHDは買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で386億円、売買高は6148万株。値上がり銘柄数は179、値下がり銘柄数は401となった。
 
個別では、田中建設工業、カネ美食品、トライアイズ、協立エアテック、フロイント産業など8銘柄が昨年来安値を更新。ホロン、ジーダット、アズジェント、ビーマップ、テリロジーが売られた。
 
 一方、太洋物産がストップ高。セキュアヴェイル、ウルトラファブリックス・ホールディングス、セプテーニ・ホールディングス、ウィザス、リリカラは昨年来高値を更新。川崎地質、アサカ理研、スーパーバリュー、第一商品、ミクロン精密が買われた。
 

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