日経ジャスダック平均は4日ぶり反発も買い手控えムード

日経ジャスダック平均株価は小幅反発した。前引けは前日比0円12銭高の3863円61銭だった。
米国の通商政策に対する懸念が強いほか、イラン産原油の輸入停止要求が原油市況の急騰に反映されるなど先行き不透明感が買い手控えムードにつながっている。
直近で下げが目立っていた銘柄に投資家が買い戻しを入れているが、小幅な上昇にとどまった。
市場では「機関投資家に比べて個人投資家の投資家心理の悪化は限定的」との声があった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で326億円、売買高は6388万株。値上がり銘柄数は283、値下がり銘柄数は298となった。
 
個別では、三信建設工業、ソーバル、シベール、共同ピーアール、ミューチュアルなど12銘柄が年初来高値を更新。ジェイホールディングス、ヤマザキ、SIG、桂川電機、ソフトフロントホールディングスが買われた。
 
一方、SAMURAI&J PARTNERSがストップ安。シンクレイヤ、ヒップ、ハピネス・アンド・ディ、フライングガーデン、ジェクシードなど30銘柄は年初来安値を更新。イデアインターナショナル、ASIAN STAR、新都ホールディングス、ランシステム、サニーサイドアップが売られた。

 

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