日経ジャスダック平均は4日ぶり反発、買い戻し優勢

日経ジャスダック平均は前週末比26円12円銭の2809円90銭と4日ぶり反発した。
日米の金融政策によって乱高下する一日となった。
13日におよそ3年2カ月ぶりの安値をつけた反動で買い戻しが優勢だった。
新興企業市場の株価指数は高安まちまち。買い戻し優勢で始まったが、日経平均株価が大引けにかけて軟化する中、ジャスダック市場でも内需株の一角などに売りが出て指数は上げ幅を縮めた。買いの勢いは続かなかった。マクドナルドやリプロセル、興研が上昇した。
 
市場では「想定内の結果でサプライズはない。時間外取引での米国株価指数先物が制限値幅いっぱいまで下落しているだけに、今夜の米国市場の大崩れが気掛かり」と指摘もあり、次第に上げ幅を縮めていく展開となった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で415億円、売買高は9886万株だった。
値上がり銘柄数は412、値下がり銘柄数は245となった。
 
個別では、イナリサーチ、東武住販、メディシノバ・インク、ヤマザキ、高見沢サイバネティックスなど6銘柄がストップ高。大木ヘルスケアホールディングス、中京医薬品、ユビテックは一時ストップ高と値を飛ばした。遠州トラック、重松製作所、セーラー広告、アオキスーパー、ニックスが買われた。
 
一方、テリロジーがストップ安。美樹工業、佐藤渡辺、クルーズ、CAICA、東北新社など68銘柄は昨年来安値を更新。小倉クラッチ、コーユーレンティア、ソフィアホールディングス、MICS化学、システム・ロケーションが売られた。

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