日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反発した。
前日まで売りが続いた反動から押し目買いの動きが広がった。終値は前日比26円33銭高い3933円74銭となった。
6日の米株式相場の上昇などを受けて投資家心理が強気に傾き、幅広い銘柄に買いが入った。フリーマーケットアプリ大手メルカリの上場に備えた個人投資家の換金売りが一巡したとの見方から下値不安が後退したことも支えとなった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で622億円、売買高は9732万株だった。
値上がり銘柄数は473、値下がり銘柄数は157となった。
個別では、SAMURAI&J PARTNERSがストップ高。ZOAは一時ストップ高と値を飛ばした。オーテック、日本マクドナルドホールディングス、グリムス、アイフリークモバイル、昭和パックスなど10銘柄は年初来高値を更新。Shinwa Wise Holdings、ネクストウェア、ANAP、Eストアー、テリロジーが買われた。
一方、日本サード・パーティ、フライングガーデン、SDエンターテイメント、東洋ドライルーブ、日特エンジニアリングなど14銘柄が年初来安値を更新。理研グリーン、クラスターテクノロジー、ケア21、シーズメン、五洋インテックスが売られた。
