日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反発した。前引けは前週末比4円78銭高の3967円65銭だった。
東証1部上場の主力大型株を押し上げるほど市場エネルギーは乏しいが、良好な企業業績を背景に中長期でみた相場の先高観は根強い。値動きが軽い中小型株への物色を促した。
28日の米市場などが休場で海外勢の動きが鈍いなか、個人の存在感が相対的に大きい中小型株に資金が入りやすい面もあった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で354億円、売買高は8832万株。値上がり銘柄数は341、値下がり銘柄数は257となった。
個別では、やまねメディカルがストップ高。スペースシャワーネットワーク、豊商事は一時ストップ高と値を飛ばした。UTグループ、湖池屋、B-R サーティワンアイスクリーム、翻訳センター、イーサポートリンクなど15銘柄は年初来高値を更新。
京写、アイル、オンキヨー、愛光電気、Shinwa Wise Holdingsが買われた。
一方、シンクレイヤ、クルーズ、ヒューマンホールディングス、パレモ・ホールディングス、ホリイフードサービスなど24銘柄が年初来安値を更新。細谷火工、重松製作所、ニッパンレンタル、リプロセルが売られた。
