日経ジャスダック平均は4日ぶり反発、個人の投資意欲が上向く

日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比56円06銭高い3434円90銭となった。米国株高の流れを引き継ぎ広範囲に買い戻しが入り、日経平均が大きく切り返す展開となった。米連邦準備理事会(FRB)が個別企業の社債購入を通じて企業向け資金供給策を発表。景気支援につながるとの見方から前日の米国株は上昇した、国内でも個人の投資意欲が上向いたことでジャスダック市場も時価総額の大きい銘柄などに買いが入った。
テラやワークマン、SAMURAI&J PARTNERSが上昇した。半面、レカムは子会社がネオジャパンの子会社と業務管理ソフトに関して業務提携を結んだと前日に発表したものの、利益確定売りに押された。このほかコックスやセリアが下落した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で483億円、売買高は1億6083万株。
値上がり銘柄数は509、値下がり銘柄数は81となった。
 
個別では、SAMURAI&J PARTNERSが一時ストップ高と値を飛ばした。オールアバウト、セリア、アプライド、グリムス、レカムなど14銘柄は年初来高値を更新。ブロードバンドセキュリティ、リバーエレテック、ベクター、カルナバイオサイエンス、ゼネテックが買われた。
 
一方、メディシノバ・インク、京極運輸商事、ヤマウ、テイン、OSGコーポレーションが売られた。

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