日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比40円45銭高い3911円30銭だった。
前日に日本株全体が大きく下げた反動で、中小型銘柄にも目先の戻りを期待した買いが優勢となった。指数は午前に4%あまり上昇する場面があったが、午後に伸び悩んだ。「日経平均株価の戻りの鈍さに加え、中国・上海株や韓国株が下げたことで、運用リスクを取りにくいとの見方が広がった」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1450億円と前日から2割減った。売買高は1億5641万株だった。値上がり銘柄数は505、値下がり銘柄数は190となった。
個別では、麻生フオームクリート、クリエイト、大村紙業、テクニカル電子、リーダー電子など6銘柄がストップ高。メディカル一光、ラクオリア創薬、テクノホライゾン・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。第一建設工業、エスイー、IGポート、メディシノバ・インクなど14銘柄は昨年来高値を更新。UCS、ニチダイ、ホットマン、レカム、ホリイフードサービスが買われた。
一方、IGポートがストップ安。ウエストホールディングス、医学生物学研究所<4557>は昨年来安値を更新。santec、クラスターテクノロジー、東洋ドライルーブ、日本興業、ジオマテックが売られた。
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