日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比18円45銭安い3730円27銭となった。
米ハイテク株安や円高を映して売りが先行。また、昨日未明に北海道で発生した地震への影響に対する不安感や米政府による中国に対する2000億ドル相当の追加関税の行方も懸念され、1部の主力株が下げ個人投資家の心理が悪化して新興株への買い手控えにつながったという。ハーモニックやセリアなど時価総額の大きい銘柄に下げが目立った。週末を前に買い持ち高を中立にするための売りも出た。
ジャスダック市場の売買代金は概算で269億円、売買高は4263万株。
値上がり銘柄数は183、値下がり銘柄数は399となった。
個別ではホーブ、美樹工業、シベール、イーサポートリンク、プラマテルズなど22銘柄が年初来安値を更新。セリア、SEMITEC、ハーモニック・ドライブ・システムズ、ハリマビステム、ニッパンレンタルが売られた。
一方、地域新聞社がストップ高。ナ・デックスは一時ストップ高と値を飛ばした。テリロジー、国際チャート、新東、ワークマン、三協フロンテアなど7銘柄は年初来高値を更新。
フォーサイド、ユークス、協和コンサルタンツ、クラスターテクノロジー、中央化学が買われた。
