日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比16円50銭安い3902円43銭だった。主要株価指数が堅調だった米株市場を横目にジャスダック平均は続落してスタート。その後はじりじりと下げ幅を拡げる動きが続き、終日マイナス圏での推移となった。
東証1部の主力銘柄がさえず、投資家心理が悪化。新興企業株にも売りが広がった。
新興企業株にも売りが広がった。新型コロナウイルスの感染再拡大も相場の重荷となった。半面、好決算を発表した銘柄には買いが入り、指数を下支えした。
シンバイオやウエストHDが売られた。マクドナルドも安い。一方、Tホライゾンやオリコンは買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で422億円、売買高は5033万株だった。値上がり銘柄数は249、値下がり銘柄数は330となった。
個別では、シンバイオ製薬、アイビー化粧品、元旦ビューティ工業がストップ安。インターライフホールディングス、大成温調、イナリサーチ、アミタホールディングス、fonfunなど60銘柄は年初来安値を更新。和井田製作所、京極運輸商事、不二硝子、ETSホールディングス、中央経済社ホールディングスが売られた。
一方、オリコン、カーディナルがストップ高。NKKスイッチズは一時ストップ高と値を飛ばした。システム・ロケーション、ムサシなど4銘柄は年初来高値を更新。オールアバウト、環境管理センター、デルソーレ、佐渡汽船、ホロンが買われた。
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