日経ジャスダック平均は3日続落、個人投資家が見切り売り

日経ジャスダック平均株価は大幅に続落した。
前引けは前日比299円47銭安の3869円79銭だった。5日の米株式相場の急落で投資家心理が悪化し、新興株にも売りが膨らんだ。ハーモニックなど業績期待を背景に株価水準を切り上げてきた銘柄に利益確定売りが優勢になった。

信用取引を通じて新興株に買いを入れていた個人投資家が見切り売りを出したのも相場下落を加速させたとの見方があった。
ハーモニックのほかマクドナルドなど時価総額が大きな主力株が軒並み下落した。セリアやエンジャパンも売られ全面安の展開となった
ジャスダック市場の売買代金は概算で987億円、売買高は1億3658万株。
値上がり銘柄数は13、値下がり銘柄数は717となった。
 
個別では、フライングガーデンがストップ安。ジェイホールディングス、石光商事、キャピタル・アセット・プランニング、アイ・ピー・エス、チャーム・ケア・コーポレーションなど7銘柄は一時ストップ安と急落した。極楽湯ホールディングス、ウェッジホールディングス、ジェイテック、ブロッコリーなど37銘柄は昨年来安値を更新。ハイパー、日本興業、ケアサービス、日本コンピュータ・ダイナミクス、新報国製鉄が売られた。
 
一方、2018年3月期の業績予想を上方修正した綜研化学が上昇。アール・エス・シー、GMOペパボ、ZOA、創通、エスイーが買われた。

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