日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比6円12銭安の3339円39銭だった。
日経平均が朝安後に下げ渋り、日経ジャスダック平均もこれに歩調を合わせ、前場にはプラス転換する場面が見られた。しかし、前日までと同様に利益確定の売りも出やすく、戻りは限定的だった。
22日に2018年10~12月期の受注の大幅減を発表したハーモニックが2.5%安と反落し、相場全体を押し下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で310億円と17年4月以来の薄商いだった。
「昨年末の相場急落後に個人投資家の投資余力が乏しくなっている」との声があった。
ジャスダックの売買高は6312万株だった。値上がり銘柄数は257、値下がり銘柄数は339となった。
個別では、第一建設工業、シベール、IGポート、共和工業所、東京貴宝など8銘柄が昨年来安値を更新。アクセスグループ・ホールディングス、タツミ、両毛システムズ、エスプール、コックスが売られた。
一方、歯愛メディカルが一時ストップ高と値を飛ばした。オーケー食品工業<2905>は昨年来高値を更新。細田工務店、アサカ理研、ズーム、日本サード・パーティ、ASIAN STARが買われた。
