日経ジャスダック平均は3日続伸も様子見ムード

日経ジャスダック平均は3日続伸した。前日比7円17銭高い3303円79銭だった。
米中両国の貿易摩擦や、英国の欧州連合(EU)からの離脱問題などを背景に世界経済の先行き不透明感が意識されるなか、値動きの軽い新興市場へ短期的な資金が向かった。
好調な月次売上高を発表したワークマンが買われ、売買代金は前引け時点で42億円と、新興市場で首位となるなど指数をけん引した。ハーモニックやセプテニHD、LCHDも上昇した。
ただ、2日の米国株式市場が休場だったことによる材料難や、米国の重要な経済指標の発表を控えていることもあり、様子見ムードが広がり、上値の重い展開となっている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で170億円、売買高は2911万株。
値上がり銘柄数は280、値下がり銘柄数は250となった。
 
個別では、ニックスがストップ高となった。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、ワークマン、コスモスイニシアなど4銘柄は年初来高値を更新した。中央化学、文教堂グループホールディングス、五洋インテックス、愛光電気、フジプレアムが買われた。
 
一方、ルーデン・ホールディングス、ブロッコリー、アプライド、白鳩、ZOAなど17銘柄が年初来安値を更新した。セルシード、ポエック、ディ・アイ・システム、アテクト、和弘食品が売られた。
 

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