日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比7円45銭高い3912円66銭だった。ジャスダック平均は続伸してスタート。24日の米株高を受け、買いが先行したが、午後に入ると伸び悩んだ。
前日までの上昇で戻り一服感も出てきているなか、香港ハンセンの失速などを背景に日経平均が前引けにかけて失速すると、投資家マインドが後退しジャスダック平均も上げ幅を縮小する展開となった。ジャスダック平均は後場もプラス圏での推移が続いたが、上値の重い展開となった。出前館が10%高。アンビスHDやナカニシも上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で435億円、売買高は5683万株だった。値上がり銘柄数は335、値下がり銘柄数は268となった。
個別では、台湾子会社がデジタルコンテンツビジネスにおける海外企業などとの業務提携を支援する新規事業を開始したケイブ、ハマイ、太洋物産がストップ高。ユビキタス AIコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。日本一ソフトウェア、三ッ星、SEMITECなど4銘柄は年初来高値を更新。出前館、NFKホールディングス、シンクレイヤ、ジェイエスエス、菱友システムズが買われた。
一方、カネ美食品、久世、クリエイト、ソフトウェア・サービス、トライアイズなど12銘柄が年初来安値を更新。明豊エンタープライズ、ULSグループ、カイノス、星医療酸器、Mipoxが売られた。
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