日経ジャスダック平均株価は3日続伸し、前週末比8円85銭高の3950円46銭だった。
市場の関心が高い米朝首脳会談を12日に控え、システム開発など海外要因の影響を受けづらい内需銘柄が多い中小型株を物色する流れが広がった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で393億円、売買高は8000万株だった。
値上がり銘柄数は318、値下がり銘柄数は278となった。
個別では、クラスターテクノロジーが一時ストップ高と買われ、マクドナルド、丸千代山岡家、サムライJPなど6銘柄が年初来高値を更新した。やまねメディカル、桜井製作所、ポエックが買われ、セキュリティーサービスのセキュアヴェイル、通信機器販売のテリロジーが上昇した。
一方、ブロッコリー、SYSホールディングス、テクノクオーツ、ハビックス、ヨシタケなど7銘柄が年初来安値を更新した。
創薬ベンチャーのラクオリアや精密減速機メーカーのハーモニックが下落、地域新聞社、山陽百貨店、システムズ・デザインが売られた。
