日経ジャスダック平均は3日続伸、新興市場でも幅広い銘柄に物色

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。
終値は前週末比33円98銭高い3989円12銭となった。
円相場が1ドル=111円前後と円安が進んだことを背景に日経平均株価が2月2日以来約3か月半ぶりに節目の2万3000円を上回って推移したことから投資家心理が改善。中小型株中心の新興市場にも買い安心感が広がった。
日経平均が節目の2万3000円を超えて上値の重さが意識されると、新興株には相対的な値動きの軽さに着目、材料株を中心に個人投資家の買いが継続した。
市場では「3月期企業の決算発表一巡で投資家が買いに動きやすくなったほか、ジャスダック平均も日経平均などに比べ出遅れ感がある」との声があった。

 ジャスダック市場の売買代金は概算で585億円、売買高は9789万株だった。値上がり銘柄数は460、値下がり銘柄数は205となった。
 
個別では、チヨダウーテがストップ高。極楽湯ホールディングス、東葛ホールディングス、グリムスは一時ストップ高と値を飛ばした。サンユー建設、幼児活動研究会、湖池屋、クロスキャット、フォーサイドなど30銘柄は年初来高値を更新。応用技術、スペースシャワーネットワーク、アイレックス、ハーバー研究所、五洋インテックスが買われた。
 
一方、カネ美食品、ハビックス、大阪油化工業、ジェイエスエス、前田製作所など8銘柄が年初来安値を更新。アンドール、ニューフレアテクノロジー、ヨシタケ、イメージ情報開発がり売られた。

 

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